こんにちは、アフロです
今日はAWSの勉強としてAWSクラウドクエストをやってみたという話をしようかなと思います
AWSの勉強には公式からも色々な解説動画やドキュメントや研修が設けられていますが、それらは聞き慣れない単語がバンバン出てくるため内容が難しく感じることもあると思います
また数が多すぎて何を最初に見たら良いのかまったくわからないという方もいるのではないでしょうか?
そういった疑問をお持ちの方はぜひ一度AWSクラウドクエストをプレイしてみてゲーム感覚でAWSの基本知識を身に着けていきましょう!
AWSクラウドクエストってなに?
AWS公式が用意しているロールプレイングゲームです
ゲーム内でクラウドエンジニアとなって街を駆け回り、クラウドスキルを学習しながら市民の課題解決の手助けをするゲームとなっています
ゲーム内で関連するサービスや機能の解説動画を見てから用意されたラボ環境内(一時的に配布されるAWSアカウント)でサービスを導入していくものになっているため、学習と実践を繰り返しながら力をつけていくことができます
順番に動画を見ていくことができるため、「次はどの動画を見よう」と悩んだり、いざ動画を見ても「この動画は難しすぎた」とアンマッチが起こりずらいため効率的にかつ、楽しくAWSを学習することができます
先にどんなことが学べるのか知りたい レベルは?
私はまだ無料枠の範囲でしかプレイしていないのですが、「クラウドプラクティショナー」としての課題12問をクリアしています
12問でやることはそれぞれ以下の通りです(24年4月30日現在)
1問目 S3を使った静的ウェブサイトホスティングの設定
2問目 EC2を異なるAZに構築して耐障害性を向上させる
3問目 EC2のインスタンスを変更する
4問目 セキュリティグループ、ルートテーブルの設定
5問目 VPCピアリングの設定
6問目 AWS Pricing Caluculatorを使ったコスト見積
7問目 RDSの構築とリードレプリカの生成
8問目 DynamoDBの構築
9問目 EFSを使って3つのEC2からファイルシステムの共有
10問目 IAMグループとユーザでの権限制御
11問目 AutoScalingを用いたEC2の自動修復とスケーリング
12問目 AutoScalingとロードバランサを用いた高可用性のあるウェブアプリケーションの構築
最初は簡単で10分もあれば終えられましたが、最終的には1時間弱かかるボリュームになっていますが段階的に難易度が上がっているため急激にレベルが上がって悩むということはほとんどありませんでした
ゲームの流れ
ざっくり言えば街中を歩いて困っている人を発見→AWSのサービスを使って困っている原因を取り除いてあげようというものですが、
大きく以下のサイクルを繰り返していきます
会話パート
街の人に話しかけて困っていることをヒアリングしているパート、どんなことをやれば解消できそうというところまでが会話パートなので『これからどういうサービスで何を構築していくのか』がわかります
読むだけなので飛ばしがちですが、ちゃんと読んでおかないと学習効果薄れてしまうと思うのでぜひ読みましょう
日本語版でプレイしてましたが英語独特の表現をそのまま直訳しているからなのか笑ってしまう場面もありました
キャラクターが関西弁風の人、クリエイター風の話し方をする人など原文と見比べてみたいです
「おおきに」と言っているキャラクターがいましたが、英語では「Thank you」なんでしょうか?
学習パート
各種サービスの説明動画を見たり、構成図を確認するパート
ここで勉強したものを次のパートで実際に構築していくことになるので重要です
計画パート
次の実践パートの目次みたいな感じです
実際にAWSでシステムを構築するときにもどんなサービスを使うかとか事前に計画を立てると思います
それに相当するパートで、これからやることの概要を説明してくれています
ここはよく理解できなかったら一回読み飛ばしても良いです
次の実践パートをやり終わってから戻って読んでみるとAWSサービスを学習する上では役立つ気がします。特に資格試験対策などもしていない方であれば初見で完全に理解するのは難しいかもしれません
実践パート
実際のAWSコンソール画面にアクセスしてハンズオンで色々と操作方法とその操作で何をしているのかを説明してくれている部分、教科書でいえば問題の解き方を解説してくれているところですね
一番時間かかるし、ゆっくり読み進めながらやっていく必要があるところです
DIYパート
実践パートを元にして課題の解決をしてみましょうというパート
前のパートと同じくAWSコンソール画面を操作していくのですが、どういう操作をおこなわないといけないのかは自分で考える必要があります
基本的には学習パートから実践パートで学んだ知識を使っていくことになります
極端にレベルがあがるということはなくて実践パートで行った操作を別のものでも繰り返すというレベルなので悩むことはあまりないかなと思います
前のパートに戻ることもできるので、安心して取り込んでみてください
会話パート②
市民へ完了報告をします
経験値がもらえてレベルアップしたり、街に新たな建物を建ててもらえたりします
簡単な会話ですが、喜んでもらえるので嬉しくなります
完了したら再び困っている市民を探して次の課題に取り組むことになります
ゲームとしてもおもしろい?
正直に言えばゲームとしてはまったくおもしろくなかったです(笑)
AWSを勉強する教材としてはわかりやすくてゲーム性があるのでまったく同じことを学べる普通のハンズオン研修よりかは楽しく勉強できました
ゲーム内で実際に困っている人を見つけてその人の課題を解決してあげるという形式でコンテンツを消費していくと見方や姿勢がまったく変わってきて一番わかりやすいものだったと思います
クエストをクリアすると報酬がもらえて街に新たな建物が建つ、その街をうろうろして写真を撮ったりといった多少のやり込み要素もありますが、それが目的ならどうぶつの森とか他のゲームをやった方が100倍楽しいです
日本語版ではできる範囲を一通りやってしまったのでまたアップデートがあったらプレイしてみようかなと思うものだったと思います
最初は難易度が低めに設定されているのでIT未経験者でもできるし、IT知識があればAWSを知らない人でもさくさく理解を深めることができるんじゃないかなと思える内容でしたので幅広いレベルの方に対応できている教材(もうゲームではない)と言えます
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